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サバイバルファミリー

昨日に引き続き、U-NEXTの余ったポイント消費のために映画を観た。
さて、何を観ようかと目についたのが「銀魂」と「サバイバルファミリー」どちらも気になっていたし
福田監督も矢口監督も好きなので悩む...も結果的にサバイバルファミリーを観る事に。
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元々この映画、Twitterのフォロワーの間での評判が異常に良く、
シンゴジラ、君の名は、この世界の片隅にといった2016年を彩った映画たちの話題も冷めぬ
2017年は2月のその頃に一体なぜこの映画がそれほど人々を
熱狂させたのだろうととても気になっていた。
しかし実際に観てみると ああなるほど とよく分かる。
確かにこれは2016年を彩った映画の数々にも劣らぬまさしく日本のための映画であるなと。
あらすじは突如として電気もガスも水道も使えなくなってしまった
日本を舞台に、母の実家である鹿児島を目指して自転車で旅に出るという話。
この映画がただのディザスタームービーに帰結しないのは、
何よりも有事に際してのの人間の描き方であると思う。
電話ができない、スマホが充電できない、クレジットカード決済ができない、
ATMが使えないといったような細かな出来事の描写自体も見事だけども、
それを受けての人々の対応の仕方が本当に日本人的
クレカ支払いができないと分かった時には
「こっちは並んでんだよ!そんなら先に言えよ」
と言い放ち買い物かごを店員に押し付ける横柄な男や、
金を下ろすために銀行前で揉みくちゃになりながらも会社の書類を死守する様、
「みんなのマンションなんだからみんなで守らなきゃ」
と緊急時にもマンションの住民で会議を開き、
マンションを捨て故郷に出て行く者を指差し、差別する。
謎の同僚圧力。
極限状態にもかかわらずどこか陰湿で、不条理な出来事の数々は
海外のディザスタームービーや例えばゾンビ映画に見られる「本当に怖いのは人間」的な、
裏切り行為であったり、サイコパス化であったりそういう物とは明らかに一線を画している。
さらにこの映画の素晴らしいのは家族の描き方。
冒頭からこの主人公の家族は崩壊寸前の状態にあり、いわゆる家族のつながりの
ようなものが完全に希薄になってしまった現代的な家族のひとつ。
そんな家族が突如として訪れた大停電を前に再びつながる事を余儀なくされる。
最初は全員が何もできずポンコツだったのが徐々に家族同士も知らなかった秘めたる
実力を開花させ、状況を打破していく。そう、父親を覗いては。
小日向文世演じるこの父親に関しては本当に偉そうなだけで何もできない父親なのである。
家族にもそう言われてしまうほどに何もできないのである。
古風な日本的な解釈で行くなら彼は一家の大黒柱であるわけだから
いやでも見せつけられるこの事実は、差はあまりにも残酷。
彼がその事実にぶちあたってしまった時どうしていくのか。
それもこの映画の大きな魅力のひとつだったりもします。
あまり言い過ぎると良くないので言いませんけどね!
期待していなかったわけじゃないですが、
これほどの映画とは思いませんでした。
みなさんも機会があったら是非ご覧になってみてください。


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プロフィール

キム兄

Author:キム兄
1994.11.25生(23歳)
趣味:アメコミ、映画、音楽
東京造形大学グラフィックデザイン専攻

【制作物】
・東京造形大学×ウルトラマン50
 場内映像イラスト
・BS「アイドル魂なだれ坂ロック!!」
 アカペラ飯OPイラスト

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